M2260●江戸和本●童子教諺解(寛文10年初刊)

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●江戸和本●童子教諺解(寛文10年初刊)
【判型】大本2巻2冊。縦269粍。
【作者】恵空(覚賢・曲肱亭)注。招月亭孤峯校・序。
【年代等】寛文10年9月初刊。[京都]中野小左衛門板。
【備考】分類「往来物」。『実語教諺解・童子教諺解』は、江戸前期を代表する『実語教・童子教』注釈書で、寛文4年刊『〈新板頭書〉実語教・童子教』とともに後続の注釈書に最も大きな影響を与えたもの。上巻は『実語教諺解』1冊、下巻は『童子教諺解』本末2冊で、いずれも本文(五言一句)を2~6句毎に大字・7行大・無訓で書し、続いて該当個所の注釈文(小字・ほとんど付訓)を置く。注釈はほぼ最初に本文の大意を示し、次に和漢書および仏書からの引用や故事による説明を加え、さらに末尾に経書・仏典から典拠や関連の語句を引用(この部分のみ楷書。他は全て行書)して締め括る。注釈は類書中随一の詳細さで、引用が豊富で注釈内容も考証的であるため、児童向けというよりも学僧向けの参考書の趣を持つが、恵空15歳の施注というから彼の学識の程が知られる。寛文4年板系統の注釈書が随時出版されたのに比べて、本書にしばらくの間類書が生まれなかったのは、本書の施注内容が徹底していたためであろう。その後、文化13年刊『実語教童子教証註』(振鷺亭貞居注)を始め天保9年刊『〈絵入註解〉実語教童子訓』(八島五岳注)、天保10年刊『実語教註解』に模倣・引用され、さらに『証註』が多くの注釈書の模範とされたために、後世の二教解釈に甚大な影響を与えた。
★原装・題簽付(下巻やや摩滅)・美本・刷り美。初板本は稀書。【参考価格(初出品時の相場):日本の古本屋で、江戸中期後印本が、16,】。
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