真空管ラジオ以外では恐らく最大級 ソニー ICF-9090 整備済美品
商品の説明
77年に発売された恐らく当時も現在も真空管ラジオ以外では最大級と思われる2バンドです。
出力もこれまた常識破りの8Wと言う物でした。発売時の価格は¥29800。
スピーカーはφ80x8mm位の結構強力なフェライト磁気回路を使った物。特筆すべきは内部構造でスピーカー部分と回路部分を分けています。スピーカー部は密閉式です。
下から高さで2/3位の所にスピーカー部とラジオ受信部、アンプ部を分けた仕切りの付いたボックス構造になっており、裏蓋を閉めた際にスピーカーからの振動や音を遮断する様にゴムのパッキンを間に挟む様になっています。ここまで凝った内部構造を持ったラジオも小生知る限りこのモデルだけです。
尤もボディ自体はそれ程強固に作られてはいないのでわざわざセパレート構造にする意味があるかどうかは疑問です。
割と簡素なアクセサリー少な目の2バンドですが、ギターアンプとしても使える様に太いジャックのギター、アンプ入力が有り、マイクボリュームも独立しています。
特殊で高価なラジオだった割にはそこそこ数が出た様で今でも中古オークションで見ることがあります。
Amazonで修理品の値段を見ると7弱で驚きます。
此方はオークションで落札したジャンク品を整備、クリーニングした物。
音を出してみると確かに16cmスピーカーだけあって大きな音は出ますが、最近は小さなスピーカーでも強力な磁気回路とアンプの力で容易に大出力が出る様になっているので、驚くほどの大音量という感じではありません。ナショナルの吠えろクーガ辺りと音量で言えば大きな差はない様に思います(最大音量はご近所への遠慮から出していないので正しい認識かは保証出来ませんが。)
音質は良いですね。16cmスピーカーを使ったポータブルでは多分トップです。
全体に傷は無いのですが、電池ボックス内の腐食が酷くスプリング類は全て崩れ落ちて居たので、ステンレス線で作り直しています。電池での使用に問題はありませんが、バネ鋼を使っていないので、バネが弱いのはやむを得ません。
自作ACコードでの使用も可能。電池は単一を6本も使い、可也重くなるのでお勧めしません。
ギターアンプとしてどうかは分かりませんが、比較的軽い低音でレンジも欲張っていないのでボーカル、アコースティックギター等強低音を強調しない自然な響きのジャンル向きです。
整備済み美品です。商品の情報
カテゴリー | テレビ・オーディオ・カメラ > オーディオ機器 > ラジオ・コンポ |
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ブランド | ソニー |
商品の状態 | やや傷や汚れあり |
商品の情報
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